DVを手放すサポート②
仙台で夫婦カウンセリングをしている小林です。
DVを手放すまでのロードマップとして2つ目は 『配偶者を変えることは不可能』の理解です。
気持ち的にフラットな状態から暴言・暴力をするまでに心の中で【どんなことが起きているか?】を理解していただきます。
目の前で起きたことに対して、感情が先に出るから暴言・暴行を止められないと誤解している方がいます。
その誤解を解いていきます。
DVをする前段階として
①事実 ⇒ ②考え方・解釈 ⇒ ③イメージ ⇒ ④1次感情(心配・虚しい・悲しい・心細い・不安)
④の1次感情ががコップから溢れて ⇒ 2次感情であるDV(怒り)が発生します。
①妻が帰ってくるまでご飯を食べずに待っていたら、帰ってきた妻から『ご飯先に食べてたらいいのに』と言われた。
②【腹空いていたけど、一緒に食べようと思って待っていたのに、人の気持ち踏みにじりやがって】と感じた。
③【妻が事を思っても報われない】未来をイメージした。
④【寂しい・虚しい】感情になる ⇒ ④の1次感情がコップから溢れる
⑤【怒り】の感情が溢れ、我慢できなくなり妻にDVする
これを
①妻が帰ってくるまでご飯を食べずに待っていたら、帰ってきた妻から『ご飯先に食べてたらいいのに』と言われた。
②【待たせてごめんね】という妻の自分に対する思いやりを感じた。
③【自分に気遣う妻】をイメージした。
④【嬉しい】感情になる ⇒ ④の1次感情があふれる
⑤妻を大切にしようと思えた。
上記のように、①の事実に対する捉え方・解釈を【自分にとって快】にする為、変えることが出来る②と③を
お手伝いします。
すると、④が気分が良くなる感情に変換されるので、⑤が夫婦にとって良い関係につながります。
結果的にDVをする必要がなくなります。
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