DVを手放すサポート①

仙台で夫婦カウンセリングをしている小林です。

 DVを手放すまでのロードマップとして1つ目は 『妻【夫】は変えることが出来ない根拠』の理解です。

DVする方は、相手を変えられると思っております。

 

しかし、他人はどれだけ頑張って勧められても、欲求として満せると自分で感じないとやりたくありません。

 

その欲求とは、

【愛所属の欲求】愛し愛されたい、わかってほしい、理解してほしい、仲良くしたい

【 力 の欲求】勝ちたい、言う事聞かせたい、他者承認欲求、上を目指したい

【自由 の欲求】思った通りやりたい、自分でコントロールしたい

【楽しみの欲求】挑戦したい、知らないことをしたい、楽しみたい

【生存 の欲求】心身の健康、安定、安心、失敗したくない

 

この5つの欲求です。  

 

これらの欲求が満たせると心から思う事で人間は行動します。

 

しかし、パートナーを自在にコントロールできると錯覚しているDVをする方は、

パートナーが行動に移すまでの時間にストレスを感じたり、思った通りに発言しないことにイライラしてしまい、

暴言・暴力をおこなう事でパートナーの言動をコントロールしようとします。

ただし、DV被害者側のパートナーは暴言・暴力をされることに恐怖感を感じます。つまりそれは、

従わないと5つの欲求が満たされないという事を意味します。

 

欲求を満たされないという事を回避する為の手段として従いますが、それは対処療法でしかないので、

また、欲求が待たされない状態を過ごすことは本能的に無理なので

【この人といると自分の思った通りに生きていくことは出来ない】と 感じDVする側から離れて行きます。

 

このように、パートナーが去っていくまでのプロセスについて説明し、パートナーとあなたの価値観の違いを説明しながら進めてまいります。  

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