【感謝の言葉が届かない】夫婦で「ありがとう」の重みが違う理由とは?
「夫婦関係 すれ違い」「夫婦 会話が減った」「感謝の言葉 伝わらない」などの検索でこちらに辿り着いたあなたへ。
今月は【夫婦関係向上月間】として、すれ違いの元となる「言葉の違い」に注目した記事を連続でお届けしています。
今回のテーマは──「ありがとう」が伝わらない理由について、です。
たった一言の「ありがとう」が、こんなにも届かないなんて
夫婦の関係が長くなるにつれて、自然と感謝を口にする機会が減っていくもの。
それでも、どこかで「言わなくても分かっているはず」と思っていませんか?
実はそこに、**男女の感謝の言葉に対する“意味の違い”**が潜んでいることを、あなたは知っていますか?
■ 男性にとっての「ありがとう」=誠意と真心の証
男性にとって「ありがとう」という言葉は、特別な重みを持つもの。
本当に心から感謝した時に、厳かに、誠実に伝えたいと感じる傾向があります。
だからこそ、ちょっとしたことでは言わない。
「言うからには、本気の感謝だけにしたい」と、無意識にハードルが高くなっているんです。
■ 女性にとっての「ありがとう」=承認・共感・親愛の証
一方で、女性にとっての「ありがとう」は、もっと日常の温もりの中にある言葉です。
・「洗い物してくれてありがとう」
・「今日もお疲れさま、ありがとうね」
・「話聞いてくれて嬉しかった、ありがとう」
感謝を伝えること=相手を承認し、関係性を大切に育てる行為。
だから、言うことにハードルを感じにくいし、逆に言われないと寂しく感じやすい。
■「言った」「言わない」ではなく、「届いたかどうか」
夫婦カウンセリングでもよく出てくる会話があります。
妻:「あなたって、ありがとうって言わないよね」
夫:「言ってるじゃないか。あのときだって言った」
妻:「1年に一回くらいじゃない?」
夫:「……。」
このように、「言った・言わない」の争いに見えるかもしれませんが、本質は“伝わっていない”という切なさです。
■ タイミングのヒント:ありがとうを伝える3つの瞬間
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🍱 何気ない家事のあとに:「いつもご飯ありがとう、美味しかった」
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☕ ひとり時間をくれたときに:「ひと息つけて助かった、ありがとう」
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🌧 落ち込んでる相手に寄り添ったとき:「話してくれて嬉しかったよ、ありがとう」
言葉が多くなくてもいい。
たった一言の「ありがとう」が、ふたりの心の距離を少しずつ近づけてくれます。
■ 「素直に伝えること」が一番のギフト
言いたいけど言えなかった、照れくさくて言わなかった──
その気持ちも、わかります。
でも、“言わなくても伝わる”時代は、恋人時代で終わっているのかもしれません。
「ありがとう」だけじゃなく、「ごめんね」も「嬉しい」も。
言葉にしないと伝わらない時代に、私たちは生きている。
夫婦関係は、ほんのひと声から、変わり始めます。
その一歩を、今日の「ありがとう」から踏み出してみませんか?
仙台メンタルハートフルラボでは、
夫婦関係の再構築・改善に向けたカウンセリングを行っています。
もし今、あなたが「もう限界かも」と感じていたら──
まずは“感謝の数え直し”から、夫婦関係を見つめ直してみませんか?
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