【夫婦関係がギスギスしてきた理由】相手に“してもらってないこと”ばかり数えていませんか?

「俺はこれだけやってるのに」
「私だって十分頑張ってる」
「なんでわかってくれないの…?」

──そんなふうに、“やっているのに評価されない”気持ちが爆発寸前の夫婦関係、ありませんか?

こんにちは。
仙台で夫婦のコミュニケーション改善に力を入れている、心理カウンセラーの佐々木です。

今月は【夫婦関係向上月間】として、
すれ違いの起きやすい夫婦を中心に、改善のヒントをお届けしています。


「俺はやってる」「私だってやってる」…すれ違いの始まりは、“数え合い”

結婚生活を続けば、仕事も子育ても家のことも、
お互いに抱えているタスクが山積みになります。

気づけば、**「余裕がない」「誰かのために動く心のスペースがない」**という日々に。
そんなとき、心の中にこんな声が生まれます。

  • 「私はこんなに家事してるのに、あなたは…」

  • 「俺だって仕事で疲れてるのに、わかってくれない」

  • 「なんで私ばっかり気を使わなきゃいけないの?」

 

これが積もると、夫婦の会話は**「感謝の応酬」から「モラハラの応酬」**へと変わっていってしまいます。


■ 夫婦関係が悪化する“3つの数え方”

  1. 「相手がしてくれなかったこと」ばかりを記憶する

  2. 「自分がしてあげたこと」ばかりを強調する

  3. 「本当は望んでいたこと」を伝えずに溜め込む

 

この3つがそろった時、関係は「勝ち負け」「上下」「恩返しの強要」になっていきます。

でも、それって本当に夫婦関係の目的でしたか?


夫婦関係に必要なのは、“ギブ&ギブ”の精神

夫婦は「ギブ&テイク」ではなく、
「ギブ&ギブ」がうまくいく関係です。

つまり…

  • 見返りを求めず

  • 評価されなくても

  • 相手がしてくれる前に

  • まず自分が“愛を与える”

 

こう書くと「理想論でしょ?」と思うかもしれません。

でも、実際には**“先に与えたほうが楽になれる”**のです。


たとえば、こんなふうに思い直してみてください

✖「ありがとうって言ってくれない」
◎「言われなくても、私の行動は自分で誇っていい」

✖「なんで手伝ってくれないの?」
◎「手伝ってくれたらうれしいな、と伝えてみよう」

✖「私はこんなに我慢してるのに」
◎「私が私をちゃんと見てあげよう」

こうやって少しずつ“自分に優しくなる”ことで、
不思議と相手への見え方も変わってきます。


“当たり前”の中にある愛情に気づくこと

  • 帰宅したら「ただいま」が聞けたこと

  • 子どもが一緒に笑っていること

  • お茶碗が洗ってあること

  • ゴミがいつの間にか出されていたこと

  • お弁当の一言メッセージ

  • 沈黙が気まずくないこと

 

これらはすべて、**“してくれていること”**です。

見逃されがちだけど、夫婦が共に生きている証かもしれません。

仙台メンタルハートフルラボでは、
夫婦関係の再構築・改善に向けたカウンセリングを行っています。

もし今、あなたが「もう限界かも」と感じていたら──
まずは“感謝の数え直し”から、夫婦関係を見つめ直してみませんか?


📌 お問い合わせ・ご予約はこちら

お問い合わせはこちらから
🔗 https://sendai-mental.com/contact/

LINEからもご予約頂けます。
🔗 https://lin.ee/IT9xuqU