【夫婦のすれ違いは“愛がない”からじゃない】あなたは、愛情を受け取る“形”を選んでいませんか?
「私だって頑張ってるのに、感謝の言葉もない」
「いや、こっちだって疲れてるんだよ」
「私のこと、大事にしてるならもっとわかってよ」
「言われなくても分かってほしいって思うなよ…」
夫婦でこんなすれ違い、ありませんか?
こんにちは。
仙台で夫婦カウンセリングも行っている、心理カウンセラーの佐々木です。
今回は、「愛されていない」と感じてしまう30代の夫婦に向けて、
“見えない愛情”に気づく視点をお届けします。
「私ばかりが頑張ってる」は、きっとお互い様
家事、育児、仕事、人間関係…
忙しい毎日の中で、ふたりの会話はどんどん減り、
代わりに増えていくのは不満とモヤモヤ。
「なんで私の気持ちに気づいてくれないの?」
「察してほしい、気づいてほしい、認めてほしい」
そう感じるとき、相手の言動はどれも「冷たく」映ってしまうかもしれません。
でも、それは本当に「愛されていない」からなのでしょうか?
愛情は「形」にしないと、伝わらない
愛情には、いろんな“言語”があります。
言葉で伝える人もいれば、行動で示す人もいます。
一緒にいる時間を大事にする人もいれば、目立たない思いやりを続ける人もいます。
たとえば、
・黙って食器を片づけてくれた
・遅く帰ってきても、子どもをお風呂に入れてくれた
・いつものお弁当に好きなものが入っていた
それらはすべて、「あなたのために」行われた愛情表現です。
「こうしてくれなきゃ愛じゃない」がすれ違いを生む
「ありがとうって言ってくれなきゃ」
「ハグしてくれなきゃ」
「家事を手伝ってくれなきゃ」
そんなふうに、“愛情を受け取る条件”を絞ってしまっていませんか?
本当は、すでにあなたの周りに
たくさんの愛情が差し出されているのに、
「自分の想定した形」じゃないというだけで受け取れていないことがあります。
あなたが愛しているように、相手もまた愛している
「やってるのは私ばかり」
「こっちは感謝すらされてない」
そんなふうに思ったときは、
一度、自分が相手に“どんな愛し方をしているか”を振り返ってみてください。
・言葉で伝えてる?
・行動で示してる?
・相手が受け取りやすい形になってる?
その問いかけが、「してるつもり」のズレを整えてくれます。
そして、同じように、
相手なりの愛し方にも目を向けてみてください。
それはきっと、想像しているよりもたくさんあるはずです。
すれ違いの中にも、愛はちゃんとある
すれ違いがあるからといって、
「もう気持ちがないんじゃないか」と思うのは早すぎます。
愛は、いつも完璧に伝わるわけじゃない。
でも、伝わろうとしている愛は、ちゃんとそこにあるのです。
受け取る角度を少し変えてみるだけで、
ふたりの関係は、思った以上にやさしくなれるのかもしれません。
仙台メンタルハートフルラボでは、
夫婦の関係性のズレやすれ違いに悩む方のカウンセリングを行っています。
「もう分かり合えないかも…」
「どうしても分かってもらえない」
そんなときも、
自分の気持ちを整理することから関係は少しずつ変わっていきます。
あなたは、愛されていないのではなく、
「気づいていないだけ」かもしれません。
今日も、あなたの気づきと優しさを応援しています。
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