【共依存の恋愛に悩む方へ】本当の愛を知るために手放すべきもの

どうしてこんなに、苦しいのに離れられないんだろう

「連絡が返ってこないと不安でたまらない」
「相手の一言で気分が一日中左右される」
「束縛されても、嫌われたくなくて我慢してしまう」

──そんな恋の中で、自分を見失いかけているあなたへ。

こんにちは。
仙台メンタルハートフルラボの心理カウンセラー佐々木です。

今日は、恋愛における“共依存”という関係の危うさについてお話しします。


「あなたがいないと私はダメ」は、愛ではなく“依存”です

共依存とは、お互いが精神的に支え合っているようで、
実は「自分を保つために相手を必要としすぎてしまう」状態のこと。

  • 相手の感情に自分の存在価値を委ねてしまう

  • 相手をコントロールしようとすることで安心しようとする

  • 「嫌われたくない」が強すぎて、自分の気持ちを伝えられなくなる

それは、愛というより「恐れ」からくるものかもしれません。


他人を“自分の一部”にすると、心は不自由になる

「あなたがいないとダメ」
「私がいないとこの人は壊れてしまう」

そう思ってしまう背景には、
過去の孤独や自己否定感、
「自分なんて価値がない」という深い不安が隠れていることが多いです。

でも、どれだけ相手を愛しても、相手の人生を生きることはできません。

そして、あなたもまた、誰かに依存されなければ生きられない人ではないのです。


本当の愛とは、「自由と安心」が共にあること

本当に大切にされている関係は、
縛られず、恐れず、
**「あなたはあなたのままでいていい」**と感じられるものです。

・無理に同じテンポでいなくてもいい
・不安を隠さず話せても、嫌われない
・どちらかが崩れても、もう一方が寄り添える

依存ではなく、支え合える関係こそが、真の愛情です。


共依存から抜け出すために必要なのは「自分を取り戻すこと」

苦しいのは、あなたのせいじゃありません。
でも、あなたが「このままではいけない」と感じているのなら、
そこから抜け出す力は、すでにあなたの中にあります。

  • 自分の好きなことを思い出す

  • ひとりで過ごす時間を“さみしさ”ではなく“自由”と捉える

  • 「NO」と言える小さな勇気を積み重ねていく

そうやって少しずつ、自分の人生の重心を“自分自身”に戻していきましょう。


あなたが恐れから解放され、あたたかな愛に出会えますように

「この人しかいない」と思っていた恋の向こうには、
まだ見ぬ穏やかな時間が待っているかもしれません。

愛は、怖さや不安に支配されるものではなく、
心がほどけるような“安らぎ”であっていい。

あなたには、
依存ではなく信頼でつながる愛を、築いていく力があります。

そのことを、どうか忘れないでください。

 

仙台メンタルハートフルラボでは、
共依存的な恋愛に悩む方のカウンセリングも行っています。
話すことで、自分の心の本音に気づけることがあります。

あなたが、自分の人生に帰ってこられるように。
今日も、応援しています。