朝布団から出るのが難しい時にやっていただきたい1つのこと
カウンセリング、仙台、うつ、モラハラ、パワハラ、不登校、アンガーコントロール
目覚めを良くしたいならカーテンを開けて寝よう
カーテンを開けて寝るとなぜ朝スッキリ起きれるかというと、脳内物質の『セロトニン』によってもたらされます。
日が昇り、太陽の光が目の網膜を通して脳の『縫線核』に伝達されると、セロトニンの合成がスタートします。
そして、セロトニンによって脳が『冷静な覚醒した状態』になります。
セロトニンはこのような働きから、『脳のオーケストラの指揮者』と言われております。
指揮者の一振りからがオーケストラの演奏がスタートするように、光刺激をきっかけにセロトニンが活性化することで、
脳全体がその日の活動をスタートさせます。それにより『快適な1日』が始まります。
逆にセロトニンの分泌量が下がると、気分も落ちてきます。『布団から出たくない』『無気力感』『ずっと寝ていたい』
と感じるようなら、セロトニンの分泌が足りていない、またはセロトニン神経の働きが弱っている可能性があります。
この状態が長期化し、さらにセロトニンの分泌が低下すると『うつ病』になるリスクが高くなってきます。
うつ病や不安神経症の患者さんに共通する特徴として、『朝起きるのがしんどい』と言ったことをよく口にします。
やる気、行動力、元気がありません。このような症状を訴える方が寝ている環境に共通していることがあります。 (※当てはまらない方もいますが)
・カーテンを締め切って寝ている
・朝日が当たらない部屋に寝ている
このような、環境で寝ている方は要注意です。
カーテンを閉めている、朝日が当たらない部屋で寝ると、当然ながら部屋かくらいです。すると、仮に目覚まし時計が
鳴っても脳はまだ寝ています。
セロトニンは脳に『起きなさい』と覚醒の指令を出します。
セロトニンは朝日を浴びてから合成がスタートするので、力ずくで目覚まし時計で目が覚めた時点では、セロトニンの分泌量は
少ない、むしろ『ゼロ』の状態と言ってもよいでしょう。
この状態で起きても、『起きたくない』と思うのは当然です。
朝の目覚めのレベルを上げたいのであれば、カーテンを開けて朝日が入る部屋で寝ると
次の日『あれ?いつもと何か違う』と感じながら起きることができるかもしれません😆