自分の束縛が強く、夫から離婚したいと言われた奥様
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2年前に結婚し、結婚当初から夫への束縛が強く、また固定概念が強く(男なんだから・・、もう30歳過ぎてるんだから・・等)2人で決めたルールではなく、自分の一方的な価値観を夫へ強制し、精神的に夫は参っている。いい関係を築きたいけど、また離婚を切り出されたら何をしてしまうかわからない、どうすれば感情をコントロールできるか?という奥様からのご相談でした。
カウンセリングでよくよくお話を聞くと普段から下記の考えを持っていました
◯すべき思考
自分自身に対してまた、夫に対して頑なに基準を設け、実際は不可能なことでもコントロールできるはずだと思い込む
例:結婚したんだから、異性と関係を断ち電話帳から女友達の名前を削除するのは当然でしょ。結婚記念日に定時に帰ってくるのは当然でしょ等
◯ラベリング
人、性別または物事の好ましくない特徴によって、その人や物事を決めつけてしまうこと
例:男は浮気する生き物だから、携帯にGPSをつけて私が管理しないと何をするかわからない。夫は高卒だからたいして出世もできないし、この先の生活レベルは上がらないままだ。等
このように、『事実』ではない、自身の中にあるこれまでの社会生活や経験によって作られた価値観によってパートナーの行動を抑制し、自分から最愛の人が離れていってしまう。または、離れて行きそうだというご相談をカウンセリングでいただきます。
こう言った価値観をお持ちだと、相手の方だけではなく、結果として自分自身がお辛い状況になる可能性があります。
このようにお考えになっている方自身もとても生きずらそうにしたいらっしゃいますが、捉え方を変えるだけで楽な考えを身につける方法はいくらでもあります。
このような固定概念をお持ちの方に共通していることは、夫以外の日常生活に楽しさや重要性を感じていないことが挙げられます。日常生活に楽しさや重要性を見出すことができると、自身への肯定感が上がり、他者に対して期待を手放すことができるので、結果的に自分自身が楽になりやすく、夫へ求めることが少なくなってまいります。
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