モラハラの世代間連鎖ってあるのか?
子供は自分に対する親の養育態度を見て育ちます。そのため、親になって自分が育児をする場面で、親から受けた態度や接し方が無意識のうちに我が子への関わり方ととして再現されたり、意識的に我が子へ伝達されることを『世代間連鎖』と言います。
この世代間連鎖には、好ましいもの好ましくないものがあります。
◯好ましくない世代間連鎖として、DVが日常化していた家庭で育つ、また親からの虐待を受けて育った子供が成長し親になった時に、配偶者や自分の子供に暴力を振るったり、モラハラ行為、支配的な言動を取る場合があります(※そうならない方もいます)。また、親がアルコール依存、薬物依存で現実逃避している親に育てられた子供が、成人してから問題が起きた時に親と同じように、現実逃避するケースもあります。
もし、配偶者のように自分の子供がモラハラ夫(妻)のようになってしまうのではないか?と心配されているなら、回避する方法を選択される方が子供の将来の為に、よろしいかもしれません。あまりにもモラハラ夫(妻)の言動がひどく、影響が大きいと判断された場合は、離した方がいい場合もあります。子供の人格形成期にモラハラ夫(妻)と同じ空間にいる時間が多ければ多いほど潜在意識に入り、自分が親になった時のモデルにするのが自然になってまいります。
ただし、関わる大人との接触頻度が大きければ自分が親になるモデリングにする対象が多くなります。
たとえば
・親戚の叔父(叔母)
・祖父(祖母)
・学校の先生
・習い事先の先生
など、子供は成長過程で数多くの大人と出会い、関わりの中で影響を受けて育ちます。なるべくなら多くの人に協力を仰ぎながら、育児をしていくのが望ましいといえます。
子供の成長は早いので、今を大切に出来ることから1つずつ進めていきましょう。
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