配偶者を怒鳴りつけたいモラハラ夫(妻)
1日に何回も配偶者に怒りをぶつける、またはぶつけたくなる衝動になるモラハラ夫(妻)のご相談をいただきます。
理由としては
妻(夫)は「きちんとしていなければならない」と配偶者への期待や自分の正しさと違う言動が見られた時に、腹が立ち怒りをぶつけたくなる衝動に駆られます。
モラハラ行為を行う方の大半は感受性が強く、繊細で、フラストレーションへの耐性は低いので、配偶者の言動が「自身の正しさ」と違っていた場合、思った通りに進んでいない不満が大きくなり、感じていることや考えていることをオブラートに包まず、怒りを込めてストレートに伝えようとします。
下記は配偶者へ怒りをぶつけたい衝動に駆られた時の対処法です。
◯ゴールを決める
配偶者へ感情をぶつけることより「正しさ」がないように感じられる状況への1番目のステップは、1度引いて、自分のゴールはどこにあるのかを自分に聞くことです。感情をぶつけたいと思っている時の衝動は、モラハラ夫(妻)にとって突然出てくるように感じます。そして、その衝動は非常に抵抗しにくいものなので、内省する前に感情が出てきやすいので、1度冷静になれるような環境に身を置き『自分の感情の発端になっている考え方は何か?』『感情を出すことで失うことはないか?』『感情を出すことで手に入れられるものはあるのか?』
答える際に、ご自身のゴールを思い出す。または、気がつく意識を図る。を考えてみてください。
◯気持ちを落ち着かせてから再度、その状況に取り組む
フラストレーションを感じる環境から一旦身を離して、再度そこに向き合う事によって、建設的・客観的に配偶者とコミュニケーションが測りやすくなります。感情を作る『右脳』に偏っていたのが、論理・根拠を作る『左脳』に向けることが安易になる為です。一度向き合う前に、散歩し深呼吸を行い落ち着きを取り戻して、冷静になれる自分を作ってみましょう。
◯問題の本質を明確にしましょう
自分の正しさを実践できない配偶者は、本当に間違えているのか?正しさは自分の価値観や経験から発生してるだけに過ぎないのではないか?だとしたら、配偶者にも、モラハラ夫(妻)にとっても落ち度や問題ではなく、『今後どうしたらお互いが気持ちよく生活できるか?』を気づかせてくれるキッカケに過ぎないことが多々あります。配偶者を攻撃しても、夫婦間での考え方の違いを修正できるかを考えてみて下さい。
◯他者は自分のことを見ていることに気付く
配偶者、子供、両親など、自分を感情を出すという方法でアピールすることが、他者へやりたいことですか?
◯チェックしてみてください
・ゴールを決めましたか?
・気持ちを落ち着かせてから再度、その状況に取り組みましたか?
・問題の本質を明確にしましたか?
・他者は自分のことを見ていることに気付きましたか?
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