モラハラ夫（妻）は世間体や人からの評価を気にする傾向にあるので、家での言動を知らない人に実状を説明すると「まさかあの人が？」とビックリされたり、信じてもらえない場合もあります。また、自分を誇張したがるモラハラ気質の人間からすると、昇進や昇給などには努力を惜しみません。目立つところで能力を発揮することに労力をいとわないので、職場や組織、コミュニティでの評価は良かったりします。

逆に、地道に努力を重ねなければならない事には意欲的になれません。むしろ、そいった方を軽蔑するような発言をする方もいらっしゃいます。

また、大勢が集まる場所では配偶者を尊重し、自分が良い人間であると周りにアピールします。そして、他人からは良い夫（妻）だねと評価されることもあります。これが他人に自分の配偶者が「モラハラ夫（妻）」と伝えても信じてもらえない理由の１つになります。これをされた方の配偶者は、「もしかしたら他人に会って考えが変わった？」と期待するも、自宅に戻ると元の夫（妻）に戻るので、かえって深く傷ついてしまいます。

また、他者評価を気にするモラハラ夫（妻）は外見も気にする傾向にあります。

周りからの評価を気にするがあまり、ブランド物の服やバック、靴や車に身の丈に合わないお金を注ぎ込むこともあります。自分だけではなく、周りからの評価を得るためには、子供を有名私立学校に通わせる、配偶者にいい格好をさせる（これはモラハラ夫に多い傾向）モラハラ夫（妻）もいます。

この様なモラハラ夫（妻）の言動を変えさせるようと１つ１つの事にフォーカスして辞めさせようと頑張るかたもいらっしゃいますし、お気持ちはわかりますが根底にある精神的な課題を解決した方が、派生している問題を一度に修正できる可能性が出てまいります。

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