自傷行為をやめられない人への関わり方

仙台でカウンセリングをしている、仙台メンタルハートフルラボです。  

 

自傷行為を繰り返す身近な人に対しての接し方をお伝えします。

自傷行為から抜け出せない方を、その行為を手放させる為には・・・

 

自傷行為をした際に 【報酬】と感じるような反応はやめましょう。

〇その行為をした時だけ寄り添って話をきく。

〇その行為をした方に共感して不安定な気持ちになる。

このような反応することで、『自傷行為をすれば構ってもらえて、安心する』と

錯覚してしまう可能性があるからです。

 

又、日常的に否定せずに話を聞いてあげるといった関わり方をすることで、精神が安定する場合もありますが、

思い込みが激しい場合は、簡単には抜け出せません。

このような場合に有効的なのが、『自己認知』です。

自傷行為の原因は

・罪悪感

・自己憐憫

・自己評価が低い

・客観的に自分を評価する能力の低さ

があげられます。

これらを解消し、癒していくことで解決の糸口が見えてきます。

そして、客観的に自分への価値や評価に気が付くようになり、自分で自分の事を受け入れるようになる能力がついてきます。

また、最初1人では難しい部分もあるので本人では気が付かない良いところを見つけて、肯定的なフィードバック

をしてください。

自分では「努力していない」「努力できない」と錯覚している方には、

【些細なことでも自分でやろうとしていることは努力である】

という事を伝えてあげてください。

また、

【トラブルが起きた時こそチャンス】

ということも伝えてください。

トラブルの中にある、気づきや生かせることを伝えてあげてください。

例えば、

・トラブルによってサポートしてくれた人がしてくれたことは当たり前のことか?

・トラブルを乗り越えた後で得られる能力は?

・このトラブルは何を気づかせてくれるか?

など

トラブルの真逆にある【幸福の果実の存在】にの存在に気が付くことが出来れば、トラブルに対する捉え方が変わり、

自分に対する評価に変化が出てくるため、自傷行為をする意味を見出すことが出来なくなります。

 

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