自信のない自分を変える方法2

カウンセリング 仙台 うつ モラハラ パワハラ 不登校 アンガーコントロール

前回の『モデリング』の続きです。

改めて『目標となる人や理想とする人を真似する』ことを『モデリング』といいます。

僕は、学生さんや社会人の方の前で公演するときは、尊敬する講演家さんの動画を見て、テンションを上げ『よし、いっちょやったるか❗️』と自分を鼓舞します。

また、難しい問題を抱えてご相談にいらっしゃった方へカウンセリングする前には、影響を与えてくださったカウンセラーの先生の相談動画を見て『相談者さんの人生を明るくするために貢献するぞ❗️』とモチベーションを上げるようにしております。

このイメージの影響に対して、心理学の実験によると

まず、大学生に難しいクイズを出します。

半分の学生には大学教授であることをイメージしてもらい、もう半分の生徒には自分がフーリガン(暴徒化したサッカーのサポーター集団の意)であることをイメージしてもらいます。

学生は全員同等の成績の生徒ですが、結果は

・大学教授をイメージした学生の正解率   55.6%

・フーリガンをイメージした学生の正解率  42.6%

イメージしただけで正解率に10%の開きが出ました。

イメージにより多くの影響を脳が受けたことになります。どうしてこのようなことが起きるかというと、人間の脳は

現実と想像の区別がありません。つまり、脳の中では現実とイメージも同じであり(なので、現実的に起きていないのにイメージしただけで

ゾクゾクしたり、イライラします)いイメージしただけでその通りの現実を引き起こす行動を、無意識に行うようになっております。

ということは、ここ1番の決断する時や、進路や将来を決めるときに自分は将来こうなっているという姿をイメージすることで、

なりたい自分が選ぶであろう選択をしやすくなります。

結果、自信の無かった自分ではない行動が取れるようになり、それを積み重ねていくことで過去の自分を振り返った時に、

現在の自分とのギャップを見て『なんか、自分変わったな』と思い肯定感が上がったと感じやすくなります。

まずは『こうなりたい❗️』と思える人物を探すところから始めてみてはいかがでしょうか?