将来に対して不安を感じているモラハラ夫(妻)

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モラハラを行う夫(妻)の多くは、苦痛のない未来を想像することが難しく感じることがあります。中には、未来に対しての恐怖心が強くなり過ぎて、行き詰まってしまい生活をする上でやらなければならないことがあるのにもかかわらず、行動にうつせない方がいます。 失敗の恐怖が強くなればなるほど、何かをやってみるという意欲が低下し、やらなければならないことが溜まっていくストレスがさらに行動に制限をかけるという事もあります。

以下は未来に対して感じてしまう強烈な不安から距離を置く方法です。

①その未来は実際に起きるわけではないことについて理解を深める

恐怖感への対処をおこなうにあたり、想像している未来は決して現実に起こるものではなく、自身の心が産む『解釈』『思い込み』でしかなく、『実際に起きていることとは違う』ということに気づく必要があります。考えているとが、現実的に『起こるか』『起こらないか』を考える意識を持つことが必要となります。

②何が『不安』という感情を作っているかを見極める

今の自分に不安感を作っている未来とは何なのか?を特定してみましょう。不安を作っている事柄が事実なら、不安を感じることで問題を回避できるかもしれませんが、そうではないのなら、全て自分の頭ので作り出す幻想なのです。

③言動に繋がっている衝動は何かを特定する

『配偶者に否定されるのではないか?』『認めてくれないんじゃないか』といったことを自分は不安に感じているのではないか?というように、もう一人の自分は何に不安を感じているのかを、客観的にのぞいてみましょう。

④衝動のままに自分を出した場合、夫婦間でどのような結果になるかを考えましょう

衝動に合わせて行動した場合、本当の自分が望んでいる未来は手に入るのかを考えてみてください。『自分の正しさを配偶者にぶつける』『思ったように配偶者が行動するように恐怖心を感じさせる』といった、モラハラ行為が自分の中に存在している場合、本当の自分が思い描いている未来が、『穏やかな気持ちで夫婦生活を送りたい』『家庭の課題(子供の問題、お互いの両親の介護問題)を円満に解決していきたい』など自分が思い描いている未来を築く上で効果的かを考えましょう。

⑤なりたい自分の姿を演じる

これまでのステップを意識して行える様になったら、不安からくる衝動とは逆の言動を意識しておこなう様にしましょう。 無意識的な衝動が、『配偶者を責める』であるなら『認める、受け入れる』、『配偶者の不得手、不得意なことを指摘する』であるなら『配偶者の良いところを口に出して伝える』など、これをおこなう事で自分自身が今まで行っていたことが、いかに配偶者だけではなく『自分を苦しめていたか』に気がつくでしょう。

◯チェックしてみてください

・その未来は実際に起きるわけではないことについて理解を深めましたか?

・何が『不安』という感情を作っているかを見極めましたか?

・言動に繋がっている衝動は何かを特定しまたか?

・衝動のままに自分を出した場合、夫婦間でどのような結果になるかを考えましたか?

・なりたい自分の姿を演じましたか?

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