子供・配偶者・職場の部下や同僚に気持ちよく動いてもらう方法
カウンセリング、仙台、うつ、モラハラ、パワハラ、不登校、アンガーコントロール
相手に望むことを告げるとそれを相手は意識する
・子供が宿題をやってくれない
・夫が服を脱ぎっぱなしにして、何度言っても洗濯機に入れない
・職場の同僚や部下に仕事を指示しても言った通りの事をやってくれない
このような悩みを抱えている方、いらっしゃいませんか?😆
このような場合、相手へ対して効果的に告げる方法があります。
それは心理学理論で『ラベリング』と呼ばれるものです。
例えば相手に対して、『あなたは小さなことに気が付く人だね』と言われると、その人は自分のことをまめな人間だと認識しますが、同じことを『あなたは些細なことを気にしすぎるよ』と言われると、その人は自分のことを神経質な人間と感じるようになります。
つまり相手に対し特定の『ラベル』を貼ると本人は貼られたラベル通りの行動を取りやすくなるという理論です。
ちなみに3人から『具合悪そうだけど、大丈夫?』と言われると、本当に具合が悪くなりやすくなります。これも本人の潜在意識に複数人から言われることによって、潜在意識に入りやすくなることから起きるラベリング効果一つです。
家庭内でも子供にこのようなラベルを貼ると、子供が勉強に自主的に向き合いやすくなります。
『ママは〇〇君が勉強を真剣に取り組んで嬉しいよ』
すると子供の心の中に、無意識で以下のような気持ちが出てきます。
『ママは僕に対して真剣に勉強に向き合う子供だと思っている。それらしい姿勢で望まなないと・・・・・。』
その後に、どういう風に勉強を進めていけば良いか?を一緒に話し合うことが出来るようになります。
夫に対しても
『あなたが私の家事の負担を減らしてくれることで助かっているわ』
と伝えると夫は
『妻から優しい夫だと思われている。協力してあげたいな。』
と思いやすくなります。
部下や同僚にも
『いつも、効率よく仕事をしてくれて助かっているよ』
などとラベルを貼るとその通りに行動する確率が高くなります。
僕もカウンセリング中にクライアント様が元気がないなと思った時は
『何かいい事ありました?』とあえて聞くと不思議なことに最近あった良いことを自らお話しくださいます。
小さな一言ですが、その一言が人間関係を良くしていきますよ😆