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他者から言われた言葉が頭から離れずに、家に帰ってからも、何をしていても忘れられず、そのことばかりを考えてしまうことはありませんか？　カウンセリングを受けにこられた方からもこのようなご相談をよく受けます。

◯他者の言葉に振り回されやすい人の特徴を挙げます

・他者の言葉に対して一言一句全てを受け取ろうとしてしまう

・全ての言葉を理解しないと、嫌われる、相手にしてもらえないという恐怖感を持っている

・他者が自分に怒っていないか？ネガティブか感情を持っていないかが気になる

・完璧主義、几帳面な人

・いい人でいないといけないという思いが強すぎる

・嫌なことを言われても、嫌われるのが不安で反論できない

・言葉には魂が宿っており、必要以上に深く考える

・何があっても全て自分のせいにしてしまう

・言葉を選びすぎる

自分に当てはまったとしても、こうした状態を解決するためには、どうすれば良いか？

よく言う　『気にしないようにする』『うまい返し方を身につける』『忘れる』といった小手先では対処するのは

簡単ではありません。

 

言葉に振り回されやすい人の特徴に共通して考えられることは

『嫌われたくない』です。逆説的に言うと、『こう思わないと嫌われてしまう』ではないでしょうか？

本当にこの通り考えないと嫌われてしまうのでしょうか？

２：７：１の法則

というものがあります。

これは、自分に関わる人を10で割った場合に自分の周りの人の『好き』『どちらでもない』『嫌い』割合を示したものです。

好き＝２割　どちらでもない＝７割　嫌い＝１割　です。どんなに頑張って好かれようとしても、一時的に割合が多くなる可能性はありますが、基本的に２割に落ち着いてしまいます。逆に、一時的に嫌われる割合が増えたとしても、結局のところ１割に収まってしまいます。

この割合は不変的なものなので変わることはありません。

人と付き合う上で、基本的なマナーやルールはあった方が自分の為にもいい部分はあるかもしれませんが、過剰に頑張っても一時的な評価が上がるだけで、変わらないということを頭にあればお気持ちは楽になりませんか？

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