パートナーを変える
パートナーの性格が変わらない・・・
よくこんなご相談を受けます。
そんな時に僕がお伝えすることは、
「変えられるのは自分自身だけ。相手を変えようとすると、関係の破滅が起こりますよ。」
相手が変わったように感じるのは、自分が相手を変えたのでなく、自分が相手に伝えた言葉の中で、相手自身が変わりたくなるような情報があり、自らを変えたいと感じた時に変化が起こります。
選択理論心理学では、人間関係を破壊する7つの外的コントロールがあります。
・批判する
・責める
・罰する
・脅す
・文句を言う
・ガミガミ言う
・褒美で釣る
例えば、「あなたに言われると、動悸がする。恐怖を感じる。」と言って、相手に何も言わせないようにするのも外的コントロールに入ります。また、「あの人が私を怒らせた。」・・・自分が怒った原因を相手のせいにして、自分を正当化する(私を怒らせないように気をつけて!)というメッセージ。自らの感情を怒ると選択させているのは、自分自身の問題です。
これに対して内的コントロールとは.
・思いやる
・傾聴する
・貢献する
・支援する
・励ます
・信頼する
・意見の違いについては交渉する
があります。例えば、レストランで注文した料理とは違うものが運ばれてきたら、皆さんはどうしますか?特にお腹が空いていたら、怒って「僕が注文した料理とは違うんですけど!」と強い口調で言いたくなるかもしれません。中には怒って帰ってしまう方もいるかもしれません。
選択理論心理学ではこの場合、穏やかに「僕が注文した料理とは違うと思うのですが、オーダ表を確認していただけますか?」と交渉します、
内的コントロールとは、外からの刺激を受けて反応し行動するのではなく、内発的な動機で自らが選んだ言動をいいます。
信頼し、思いやり、支援することで、パートナーは自己肯定感が芽生えます。また、自分の選択で行動を起こそうとします。
パートナーが自分の思ったように行動してくれないと、イライラやムカムカが起こり感情が揺さぶられそうになります。
そんな時でも、相手をコントロールせずに、相手を理解して、傾聴し、信頼し、思いやり、励ます根底に必要なのは「愛」ではないでしょうか?
また、カウンセリングの世界もクライアントさんを心から信頼しないと成立しない仕事なので、常に心には信頼を置いています。
パートナーを変えようとすると、パートナーが変わる。
私が尊敬する方から言われた言葉です。
離婚、離婚届、モラハラ、暴力、アンガーコントロール、DV、性格の不一致、別居、セックスレス、復縁、連れ子、不倫、イライラ、暴言、夫婦関係などのご相談にのります。