なぜ夫は家で無口になるのか?
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『口喧嘩になると妻に敵わない』この訴えはよく旦那さまから聞こえてきます。この違いは男女の言語能力の違いから来ています。
女性は1日に6〜8000語の単語を話し、更に『えー』や『へー』といった言葉にならない声や音を2〜3000回、顔の表情や頭を動かし頷く、身振り手振りなどのボデイーランゲージを8千〜10000回発しています。合計すると約2万回の意思表示としての『言葉』を発していることになります。
一方、男性は1日に2〜4000語の単語を話し、更に『えー』や『へー』といった言葉にならない声や音を1〜2000回、顔の表情や頭を動かし頷く、身振り手振りなどのボデイーランゲージを約2000回発しています。合計すると約7000回の意思表示で女性の約3分の1程度です。
要するに、普段から女性である奥さまは男性の3倍以上話していることになります。
常日頃から男性よりもたくさん話をしますし、発信能力が高いのです。そして、男性よりも『話したい』欲求が強いので、仕事をしている、ボランティア、趣味、近所付き合いのある奥さまであれば、十分話し満たされるのでストレスを感じることはありませんが、家にいることが多くてあまり話し相手がいない主婦は、『夫が帰ってきたら話したい』という欲求を夫で満たそうとするので、夫について回りながら話そうとします。
ただし、ほとんどの旦那さまは、そっけない返事で『あー』『ハイハイ』とは言うものの、興味がない様子で聞くのが苦痛そうに見えます。
男性の中では、昼間の職場で1日のノルマである7000回の『言葉』『ボデイーランゲージ』『意思表示』を使い果たしているので旦那さまは疲れて、あまり話したくないのです。
逆に女性である奥さまは、本日のノルマである20000回の『言葉』『ボデイーランゲージ』『意思表示』を使い果たしていないので、安心できないのです。
こんな時、旦那さまは疲れているとは思いますが、出来るだけ奥さまの話を聞くようにしましょう。例えば『真面目に1日10分だけ聞く』というふうにゴールを決めると心理的にやりやすいかもしれません。逆に奥さまはノルマを達成し、コミュニケーションの体力を使い果たした旦那さまの沈黙を認めてあげるようにすると、旦那さまはプレッシャーを感じることなく家でくつろげるのではないでしょうか?
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