【LINEがそっけない夫にイライラ】既読スルーの裏にある男女の感覚のズレとは?
仙台で夫婦カウンセリングをおこなっている、心理カウンセラーの佐々木です。
「夫婦 LINEがそっけない」「既読スルー 夫婦」「夫 返信こない」などの検索でこちらに辿り着いたあなたへ。
今月は【夫婦関係向上月間】として、夫婦間に潜む“言葉のギャップ”や“感情のすれ違い”をテーマに、連続してブログをお届けしています。
今回のテーマは──「LINEでの温度差」から見える、男女のコミュニケーション感覚の違いです。
「既読になってるのに、なんで返してくれないの…?」
「今、忙しいってわかってるよね…?」
そんなLINEをめぐるすれ違い、あなたにもありませんか?
■ 「既読スルー」は、心のスルーとは限らない
妻:「もう…なんでスタンプ1つも返せないの?」
夫:「いや、読んだし、特に返すこともないし…」
このズレ、実は**“LINEに求める意味”の違い**に根っこがあります。
■ 妻にとってのLINE=“心のつながりの確認”
女性は、LINEを通じて「今、私たちはちゃんとつながってる?」という感覚を確認したい傾向があります。
たとえ一言でも、スタンプでも、「気にかけてもらえてる」ことが安心材料になるのです。
■ 夫にとってのLINE=“連絡ツールであって感情ツールではない”
男性にとって、LINEは「要件を伝えるための手段」であって、
特に用がないのに「ありがとう」「今日もお疲れ様」などを返すのは、感情労働のように感じることがあります。
返信が来ないのは「関心がない」からではなく、
**「大した内容じゃないから、急がなくていいと思った」**というだけなのです。
■ 「数秒で返せるでしょ?」がプレッシャーに
妻:「スタンプひとつ返すくらい、数秒じゃん」
夫:「その“数秒”が今は取れないくらい、集中してるんだよ…」
ここにも、感覚のズレが。
女性は「LINE=呼吸」
男性は「LINE=タイムカード」
そんな違いが、すれ違いの温床になっているのです。
■ 解決のヒント:「心の速度」を揃えること
✅ 妻へのアドバイス
▶「スタンプだけでもうれしい」と素直に伝える
▶ 返信の“間”があっても、心が離れたわけじゃないと理解する
✅ 夫へのアドバイス
▶「今ちょっと忙しい、後で返すね」と一言伝えるだけで、安心感がまるで違う
▶ 自分が無意識に“無視”に近い行動をしていないか振り返ってみる
■ カウンセリングの現場から
夫:「LINEが返ってこないことで、そんなに傷ついてるなんて思わなかった」
妻:「無視されるって、存在を否定されたように感じるの…」
たった一通のLINEが、関係の安心感や信頼を左右することもある。
だからこそ、“LINEは性格じゃなくて文化”の違いなんだと理解することが大切です。
■ 任せるから、考えてほしい──その本音
「もうどうしたらいいかわからない。任せるから考えて」
そう感じている妻の本音は、「どうか、私の気持ちをわかろうとしてほしい」という叫びかもしれません。
そして夫は、そんな本音の裏にある“寂しさ”に気づいたとき──
ようやく、“言葉の重み”に目を向けはじめるのです。
仙台メンタルハートフルラボでは、
夫婦関係の再構築・改善に向けたカウンセリングを行っています。
もし今、あなたが「もう限界かも」と感じていたら──
まずは“感謝の数え直し”から、夫婦関係を見つめ直してみませんか?
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