【占いに左右されてしまうあなたへ】その結果、本当に“自分の意志”ですか?

「今日の運勢が悪かったから、大事な予定をキャンセルした」
「占いで“相性が最悪”と出たから、あの人とはもう無理かもしれない」
「人生の決断すら、いつも占いにゆだねてしまう」

──そんなふうに、占いに行動を左右されることが増えていませんか?

こんにちは。
仙台で「不安に左右されすぎる心」や「依存傾向のある行動」に寄り添うカウンセリングを行っている、心理カウンセラーの佐々木です。

今回は「占いにすがる気持ち」が強くなっているときこそ、
“自分の人生を自分で選ぶ”という視点に立ち返ってほしいという思いから、ブログを書かせていただきます。


占いに救われることもある。でも…

まず最初にお伝えしたいのは、
私は占いそのものを否定したいわけではありません。

悩みの中にいるとき、
誰かの言葉や占いのメッセージに背中を押されたり、救われたりすることは、確かにあります。

ですが、気をつけてほしいのは、“すがるように占いに頼りきってしまう”状態になっている時です。

それは、あなたの心が弱っているサインかもしれません。


「あなただけに言ってる気がした」──それは“バーナム効果”かも?

占いがやけに当たっている気がしたり、
「私のことを見ているの…?」と感じることがありますよね。

でも実はそれ、心理学でいう**“バーナム効果”**という現象です。


🔍 バーナム効果とは?

誰にでも当てはまるような曖昧な内容を、
「自分だけに言われている」と感じてしまう心理効果。

たとえば…

  • 「あなたは周囲に気を遣いすぎるところがありますね」

  • 「一見冷静に見えて、実は感情を大切にしていますよね」

  • 「過去に人間関係で傷ついた経験がありませんか?」

──こうした言葉、誰にでも当てはまる可能性があります。

でも、不安なときほど「自分に言われてる」と思いこみやすくなってしまうのです。

 

占いが“行動の全て”になってしまったときのリスク

  • 結果が良くないと、不安で動けなくなる

  • 自分の感覚よりも、他人の言葉を優先する

  • 「決めるのが怖いから、占いに委ねる」という依存状態になる

  • 現実を見ずに、都合のいいメッセージばかり追いかけてしまう

一見すると、占いは味方のように見えますが、
本当に必要な現実の判断や向き合いを、奪ってしまうこともあるんです。


“占いに振り回されない”3つの視点

① 自分の感覚を一度問い直す

「このアドバイス、本当に自分にとって有益?」
「これを信じることで、自分はどう感じている?」
占いは参考意見であって、人生の正解ではありません。

② 「すがりたいとき」ほど、一歩立ち止まる

心が不安定なときほど、人は“確かな答え”を探したくなります。
でも、その不安に寄り添うべきなのは、他人の言葉ではなく、自分自身の気持ちです。

③ 相談する相手を変えてみる

時には、心理カウンセラーや信頼できる第三者に話を聞いてもらうことも大切。
答えを与えるのではなく、自分の中にある本音に気づかせてくれる関係を選びましょう。

仙台メンタルハートフルラボでは、
「占いに依存してしまう」「どう行動すればいいかわからない」
そんな状態のあなたに、やさしく伴走するカウンセリングを行っています。

あなたの人生は、
星の並びではなく、あなた自身の選択でつくられていくもの。

占いに振り回される日々から、
「今、ここにいる自分」と静かに向き合ってみませんか?


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