【セックスレスを解消したのに、また揉める夫婦へ】1回の解消で終わらせない「その後」の過ごし方
「やっと関係を持てたのに、また険悪になってしまった」
「レスを解消したはずなのに、なぜかモヤモヤが消えない」
「夫がまた誘ってこない…私はやっぱり“愛されてない”のかも」
──そんなふうに、一度はセックスレスを解消したのに、さらに心の距離が広がってしまった夫婦はいませんか?
こんにちは。
仙台で夫婦関係やセックスレスに悩む方のカウンセリングを行っている、心理カウンセラーの佐々木です。
今回は、「セックスレスの“その後”のすれ違い」について、最新の心理学研究をふまえながら、“本当の再構築”に必要な視点をお届けします。
セックスレスを“解消したのにうまくいかない”理由とは?
まずお伝えしたいのは、
1回性行為ができたこと=セックスレスの解消ではないということです。
よくあるのがこんなパターン:
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妻:やっと関係が戻ったと思ったのに、夫がそれきり無関心
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夫:頑張って応じたのに「またしてほしい」と責められて、プレッシャーに感じる
このすれ違いは、「回数」や「義務感」ではなく、セックスに込めた意味の違いから起こることが多いのです。
■ 最新の研究が示す“セックス満足度”の鍵は「頻度」ではなかった
近年の性科学研究(University of Toronto, 2016)によれば──
パートナーとの性行為の「頻度」そのものは、満足度と直結しないという結果が出ています。
むしろ重要なのは、
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安心感
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同意のある触れ合い
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心の通い合い
つまり、「月に何回したか」よりも、**“つながりを感じられたかどうか”**が本質なのです。
妻が求めるのは「行為」ではなく「愛されている実感」
セックスを拒まれると、妻側は「女として見られていないのでは」「愛が冷めたのでは」と感じやすくなります。
その結果、“してくれないこと”が愛情の欠如に変換されてしまう。
でも夫側の言い分は、
「疲れている」「プレッシャーになる」「性欲がないわけじゃないけど、義務のように求められるとしんどい」
といった、“心と身体のギャップ”に悩んでいるケースも多いのです。
■ セックスレスの本質は「性」の問題ではなく「会話」の問題
多くのカウンセリング現場でも感じるのが、
セックスの問題は“頻度”よりも“安心して気持ちを言えない”ことの方が根深いという事実です。
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セックスの話題を出すと怒られそう
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求めるのが恥ずかしい
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応じないと責められそう
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自分の性欲はおかしいのでは?
こうした“話せない空気”が、二人の間に静かに壁をつくってしまいます。
「またしようね」より、「今日はどうだった?」を交わせる関係へ
1回できたかどうかに一喜一憂するのではなく、
その後に**「どんな気持ちだった?」「緊張しなかった?」**と自然に話せる関係を目指すことが大切です。
それは「セックスの話」ではなく、
“心のつながり”の話なのです。
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プレッシャーじゃなく、寄り添い合う関係
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性欲の一致ではなく、気持ちの尊重
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回数よりも、満足感の共有
こうした視点を持つことで、「性」を超えて「愛」へと進んでいけるのです。
仙台メンタルハートフルラボでは、
夫婦間のセックスレス・コミュニケーションの問題に向き合うカウンセリングを行っています。
「したい・したくない」ではなく、
“どう愛し合っていたいか”を対話できる関係へ。
その第一歩を、一緒に考えてみませんか?
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