「まだ何も成し遂げてない自分」が嫌いなあなたへ
気がつけば、誰かと比べてばかりでした。
SNSを開けば、目に飛び込んでくるのは、結婚報告や昇進、自分らしく輝いている人の姿。
「自分には何もない」
そう呟く自分が、いつしか心に居座るようになっていました。
こんにちは。
仙台メンタルハートフルラボの佐々木です。
今日は、“自信”と“実績”の関係についてお話しします。
「何かを成し遂げた人だけが、自信を持てる」
「肩書きがある人のほうが価値がある」
そんな風に思ってしまうこと、ありませんか?
もちろん、努力して得た実績は素晴らしいものです。
でも、それが“あなたの価値そのもの”だと思い込むのは、少し違うかもしれません。
カウンセリングの中で、こんな言葉をよく聞きます。
「何者にもなれていない自分が嫌いです」
「この歳で、これといった成果もなくて恥ずかしいです」
でも、そんなふうに自分を責めている人ほど、
話を聴いていると、実はとても思いやりが深く、繊細で、
誰かの喜びを心から応援できるような、あたたかな人だったりします。
それでも、自分には価値がないと感じてしまうのは、
「外にあるもの」でしか、自分の存在を確かめられなくなっているからかもしれません。
“本当の自信”というのは、
「実績があるから持てるもの」ではありません。
本当の自信とは、
たとえ何も持っていないと思えるような今でも、
「それでも私はここにいていい」と思える感覚です。
実績はあとからでもついてきます。
でも、あなたという存在の価値は、最初からずっと変わらない。
生まれた瞬間から、あなたは何かにならなくても価値のある存在でした。
誰かに認められなくても、自信が持てなくても、
それでもあなたは、大切にされてしかるべき“かけがえのない人”なんです。
過去に失敗があったっていい。
今がうまくいっていなくたっていい。
比べなくていい。
急がなくていい。
あなたの歩幅で、生きていてくれたら、それでいい。
心が疲れたときは、立ち止まってもいいんです。
何もしない時間も、無駄じゃありません。
そこにはきっと、あなたが見落としていた“やさしい自分”が、そっと座って待っているはずだから。
仙台メンタルハートフルラボでは、
自己否定や自己肯定感の低さで悩む方にも寄り添いながら、
「ありのままのあなたを受け入れる」カウンセリングを行っています。
悩みを話すだけで、少し心が軽くなったり、
見え方が変わって、「あれ?それでよかったのかも」と思えることもあります。
あなたの心が、今日よりも少しでもあたたかくなりますように。
今日も、応援しています!